nifis 日本福祉医療専門学校

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2013年10月09日

介護1年バリデーションセミナー参加

みなさん、『バリデーション』をご存知でしょうか?
「認知症の方との誠実なコミュニケーション」をとるための技法です。
先日、介護福祉学科1年生を対象に、バリデーションティーチャー亀田司先生をお招きして6時間分の特別講演を開催しました。

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認知症高齢者とのコミュニケーションは難しい…という概念があるかと思います。
認知症高齢者は決して特別な存在ではありません。私たちと同じ一人の人間なのです。

バリデーション研修のねらいとして、「共感ができるようになること」、「注意深く観察できるようになること」、「認知症の方の偏見を取り除くこと」などがあります。
学生同士で、最近嬉しかったことや悲しかった出来事について話をしてみました。上手く共感することができたでしょうか。

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認知症だからすぐ忘れるだろう → だから『利用者に対してうそをつく』とか『だましの介護をしていいこと』ではありません。
相手が悲しい顔をしたら介護者も悲しい顔をする、相手が嬉しい顔をしたら介護者も嬉しい顔をする…これが『共感すること』の第一歩です。
亀田先生があるお話をされた時、相手が怒り顔で「このやぶ医者め!」と叫びました。この怒り顔を介護者がいかにまねできるか…共感とは感情を共有すること、ともに感じることです。
学生が実際に「このやぶ医者め!」と言いながら、亀田先生の怒り顔をまねしてみました。

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最後に認知症末期で寝たきりの状態である高齢者の体験をしました。
みんなで寝転び、「自分は寝たきり認知症高齢者」であることに意識を集中しました。

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(写真は明るいですが、実際は電気を消して演習しました。)

学生たちの間を亀田先生が歩き、学生たちの顔を実際に触らず手を近づけました。手から受ける「気」や「温かさ」、亀田先生が歩く足音、空気の流れやカーテンからもれる光などを感じ取った学生たち。どんなに寝たきりでも、介護者の声かけに反応がなくても、高齢者本人は感じ取れるものが多いことを学びました。
だからこそ尊厳を持った介護が必要なのですね黒ハート
posted by nifis blog at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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